武蔵丘陵森林公園ではイチョウの新緑の下に約6万株のシラーが花を咲かせます。 シラーは薄紫の小さな釣り鐘状の花です。木立にひっそりと群生する姿が控えめでとてもかわいらしいですよ。
武蔵丘陵森林公園|春に見られる花畑
武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡にあります。アクセスは東武東上線の森林公園駅からバスで約10分、またはJRか秩父鉄道の熊谷駅からバスで約30分。東京ドーム約65個分の広さの園内には季節の花畑や芝生広場、アスレチックコースなどが点在し、園内バスやレンタサイクルで移動することができます。
わたしが訪れたのは4月下旬。アイスランドポピーの花畑、ルピナスの花畑、ネモフィラの丘に加え、シラーとデルフィニウムも見ることができました。一日でたくさんの花畑を見られるなんて、広大な敷地をもつ森林公園ならではです。
<武蔵丘陵森林公園 春に見られる花々>
- ネモフィラ 約100,000本 4月上旬~下旬
- アイスランドポピー 約700,000本 4月上旬~5月初旬
- ルピナス 約40,000本 4月下旬~5月中旬
- シラー 約60,000球 4月下旬
- デルフィニウム 約3,000本 5月上旬~下旬
- シャーレーポピー 約300,000本 5月中旬~下旬
- シライトソウ 約1,000株 5月中旬~下旬
- アリウム・ギガンチウム 約300本 5月下旬
武蔵丘陵森林公園| 木立にひっそりと咲くシラーの花畑
シラーの花畑は都市緑化植物園エリアの紅黄葉樹園(こうおうようじゅえん)にあります。公園の中央口から徒歩なら約15分、園内バスなら「渓流広場上」停留所から徒歩数分、自転車ならサイクリングコース駐輪場「P5」から徒歩約3分です。
シラーは秋植えの球根植物です。 青や紫の釣り鐘状の花を咲かせるため「ブルーベル」とも呼ばれます。ヨーロッパの森林では青いカーペットを敷き詰めたように群生するそうです。 見てみたーい!
このあたりは人が少なく、ひっそりとしています。ベンチも空いていて読書するのに最高のシチュエーションです。
木陰に群生し、そよ風に揺られる姿がか弱く儚げな印象のシラー。でも実は丈夫で、植えっぱなしでも毎年咲いてくれるそうです。見かけによらずタフなんですね!
まとめ
イチョウの新緑の下、うつむくように薄紫色の花を咲かせるシラー。そよ風が吹き抜けると、木々とシラーがサーッとさざめきます。遠い国の森のなかを散歩しているような気分を味わえますよ。
公園西口の芝生広場から見える水色の丘は、ネモフィラの花畑!小さな青い花たちはみんな同じ方をむき、おひさまにあたって青いビーズのようにきらきらと輝いていました。 国営武蔵丘陵森林公園|春に見られる花畑 武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡に[…]
森林公園の木立に広がるルピナスの花畑。新緑からカラフルなとんがり帽子が見え隠れしているような、メルヘンチックな花畑です。 武蔵丘陵森林公園|春に見られる花畑 武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡にあります。アクセスは東武東上線の森林公園駅[…]
森林公園の広大な芝生の一角にあるアイスランドポピーの花畑。黄色、オレンジ、ピンク、白の可憐な花が風に揺れ、春の訪れを教えてくれます。 武蔵丘陵森林公園|春に見られる花畑 武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡にあります。アクセスは東武東上線[…]
ルピナスの花畑のとなりに、小さな青い花畑が。背の高いデルフィニウムがたくさんのつぼみをつけ、下の方のつぼみから青い花を咲かせていました。 武蔵丘陵森林公園|春に見られる花畑 武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡にあります。アクセスは東[…]