夏の与那国島ダイビングは初心者でも潜れて大型回遊魚が見られる、という評判きいたことありませんか?しかし与那国といえば冬のハンマーヘッド、ハイシーズンは上級者限定、と上級者向けの海のイメージです。ほんとに夏場は初心者でも大丈夫?バラクーダの群れやギンガメアジの群れは見られる?行ってみた感想をお伝えします。
夏の与那国島ダイビングに行ってきました
7月前半、与那国ダイビングサービス(以下YDS)で2日間潜ってきました。そのとき経験本数約60本、フリー潜行と中性浮力はだいたいOK、セッティングは思い出しながらゆっくり、という状態。いつまでも初心者とは言ってられない本数になってきたけれど、やっと水中で思うように動けるようになってきたところで、まだまだ一人前とは言えないです。
この記事は、そんなわたしの個人的な感想で、ダイビングの参加可否や安全性を約束するものではありませんのでご了承ください。
夏の与那国島ダイビング|初心者でも参加できる?
慎重派のわたしは与那国行きを決めるまえに、ダイビングフェスティバルに行って与那国島のガイドさんと話してみました。「7月に行きたいと思ってて…まだ(当時)30本ぐらいなんですけど大丈夫ですか?」と聞いたところ、「夏はゲストの人数が少ないからフォローできますよ。きっと楽しめますよ。」とのことでした。たしかマーリンのガイドさんだったと思います。とても感じのいい方でした。
結局、わたしは友だちにお勧めされて与那国ダイビングサービス(以下YDS)に決めました。YDSのホームページでは右上の「予約」ボタンを押すと、ハイシーズン期間や、ハイシーズン期間のスキル制限などが載っています。また、ダイビングメニューの「潜り方」に当日の流れが詳しく載っています。ぜひ参考にしてみてください。
YDSもマーリンも、HPに初心者・シニア・ブランクダイバーでもOKと記載があるし、体験ダイビングもやっているので、初心者だからといって断られることはないはずです。心配な場合は、ぜひショップに問い合わせてみてください。勝手にあきらめたら、もったいないですよ~。
夏の与那国島ダイビング|人数は?
わたしが参加した日、ゲストは1チーム3~8名で、2チームありました。ガイドは1チームにつき1~2名で、ゲストが4名以上だと2名ついていたと思います。体験ダイビングの人にはマンツーマンだったと思います。
ガイドの人数は充分に感じたし、ベテランぞろいなので安心感がありました。船ではゆったり座れて、セッティングするにも充分なスペースがありました。
夏の与那国島ダイビング|ゲストの経験本数は?
あくまでもわたしが見た感じですが、こんなふうでした。
1日目・・・体験ダイビング1人、50本以下(中性浮力がかなり怪しい)が1人、51~100本(たまにアドバイスもらってるけど、だいたい大丈夫)2~3人、あとは上級者(冬にも来たことがある常連さんなど)。体験ダイビングの人は流れが穏やかなポイントだけで、大物狙いの時は潜っていなかったように思います。
2日目・・・51~100本1~2名、上級者4~5人。
ゲストのレベルはさまざまで、特別に上級者が多いとは感じませんでした。
夏の与那国島ダイビング|雰囲気は?
全体的に和やかな雰囲気で居心地がよかったです。ゲストも穏やかな人ばかりで話しやすかったです。
特にガイドはみなさん朗らかです。そして、さりげなく目配りしています。わたしが自信なげに周りを見ながらセッティングしていると来てくれたり、流れが強いときにそばにいたり、潜ったあとにウェイトについてアドバイスをくれたり、とてもよく見ているな、と思いました。
また、「そろそろ準備始めましょう」「みなさん準備できましたか?」など、全員に声かけをしてくれるので、落ち着いて準備できました。
夏の与那国島ダイビング|フリー潜行が苦手でも大丈夫?
今回、わたしは鼻水のせいで耳抜きがしにくく、潜行がゆっくりでした。ガイドさんに申告しておいたので、潜行時に耳抜きができているか聞いてくれたり、少し時間がかかったときはサブのガイドさんが待っていてくれたりしました。
穏やかなポイントでは潜行を急ぐ必要はなかったので、フリー潜行の練習にちょうどいいんじゃないかと思います。あらかじめガイドさんにコツを教えておいてもらいましょう。
ただ、大物狙いのポイントではあまりゆっくりもしていられないので、ちょっと焦りました。なんとか耳抜きできてよかったです…。
夏の与那国島ダイビング|ドリフトダイビングが初めてでも大丈夫?
1日のラストはドリフトで大物狙いでした。わたしは本格的なドリフトは初めて。海底が下の方に微かに見えるけれど、あとはほぼ青い海だけ。「これがブルーウォーターかー!」と感動でした。真っ青な海の中、ガイドさんとダイコンの深度だけを頼りに進むのは初めての経験でした。少しの緊張感と、ドリフトできたという達成感で、とても楽しかったです。
ただ、中性浮力をとるのに必死で、周りの景色を見る余裕がないと楽しめないかもしれません。ドリフトを楽しむには、なにもつかまらずに安全停止できる程度の中性浮力は必要だな、と思いました。
夏の与那国島ダイビング|バラクーダやギンガメアジの群れは見られる?
わたしは2日間潜って、2日間とも見れました。少し遠目だったのであまり迫力はなかったけれど、見れてとっても嬉しかったです。
まとめ
夏の与那国島ダイビングは、まだ上級者とは程遠いわたしでも、とっても楽しく潜れました。フリー潜行や中性浮力に多少不安はあっても大体はできる、という人なら、大物狙いのポイントもきっと楽しめるだろうと思います。
特にドリフトに挑戦したい人、ゆくゆくはオガンや下曽根や冬のハンマー狙いに行きたいと思っている人は、ぜひ行ってみてください。
Cカード取得したばかりの人でも、楽しめるポイントはたくさんあるし、大物狙いのポイントも行けるかもしれません。ぜひショップに問い合わせてみてください。
夏の与那国は魅力満載ですよ!
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