「厄除」「縁結び」 の御神徳が強くあるという赤坂氷川神社へお詣りに行ってきました。境内は都心にいるとは思えないほどの静けさに包まれ、狛犬や灯篭、石碑など歴史を感じさせる遺産が数多く、まるで江戸時代にタイプスリップしたかのようです。お守り・お札などの返納場所もチェックしてきましたよ。
赤坂氷川神社|お守り・お札などの返納場所はどこ?
赤坂氷川神社は赤坂駅、六本木駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅のちょうど真ん中あたり。 駅周辺は人が多くて賑やかですが、少し歩いて境内に一歩入ると、そこは山の奥のような静けさに包まれています。
一の鳥居は境内の南側の参道と東側の参道に1基ずつあります。わたしは六本木一丁目駅から歩いて行ったので、南側の一の鳥居をくぐりました。奥に見えるのは三の鳥居で、この奥に本殿があります。二の鳥居は東側の参道にあります。
南側の一の鳥居をくぐると、右手に大きな銀杏の木があります。この木は、なんと推定樹齢400年! 江戸時代初期からこの地を見守り、東京大空襲で幹の大部分を焼損したにもかかわらず、今でも秋には色鮮やかに黄葉しています。生命力の強さに、あやかりたいものです。
赤坂氷川神社は、東京十社のうちの1つです。東京に住んでいるのに、まだお詣りしたことのない神社が4つもある!来年中には制覇しよう。
手水舎には秋の花が生けられています。渋めの色味が粋ですね~。
社殿への門をくぐって振り向くと、そこに古札納所があります。ゴミ箱と間違えてしまいそう。
この日はちょうど結婚式を終えたばかりのかたが記念撮影されていたので、お詣りは早々に済ませました。そのため、あまり写真は撮れなかったけれど、少し幸せをおすそ分けしてもらえたような気分になれました。
南側の参道からお詣りしたので、帰りは東側の参道を歩くことにしました。 二の鳥居をくぐって階段を降りると、小さな太鼓橋があります。立ち止まると物音ひとつしません。ここ、本当に赤坂!?
一の鳥居をくぐって振り向くと、両側に狛犬が。赤坂氷川神社の境内には7対もの狛犬があります。なかでも御社殿が建立されるより前の延宝3年(1675年)建立の狛犬は、都内神社に現存する石造狛犬の中では最も古いものとされます。
また、境内には老中 水野忠之が御社殿完成を記念して奉納した灯篭も現存し、港区登録有形文化財に指定されています。
氷川坂にでました。江戸時代から、急に現代に戻ったような感じがします。つかの間のタイプトリップを楽しめました。
まとめ
赤坂氷川神社は鎮座より千年以上、数々の震災・戦災を免れ、建立当時の江戸の情景を数多く残しています。 緑豊かな境内は湿った土の香りと静寂さに包まれ、思わず都会にいることを忘れてしまいます。少し立ち寄っただけでも、遠くまで旅をしてきたような気分を味わえました。
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