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専業主婦が子どもの入園・入学を機に無理なく仕事を始める方法

子どもの入園・入学を機に、仕事を始めたいと考えるママはたくさんいます。といっても幼稚園生の帰りはお昼頃、小学生でも15時頃には帰宅します。いきなりフルタイムで働くのは難しい、と悩むママはたくさん。そんなママ達におすすめの仕事や勤務形態をいくつかあげてみました。

仕事開始におすすめの時期はいつ?

4月から勤務開始の求人は、2月後半から3月に増えます。求人が多い分、条件に合った仕事を見つけやすい時期です。しかし、子どものことを考えると、4月からの勤務は避けたほうが無難です。

4月に入園・入学すると同時に、子どもたちはママから離れ、集団生活をスタートします。初めて会う先生やクラスメイトたちと過ごす中、子どもたちなりにいろいろとがんばっているはずです。人見知りする子であればなおさらです。

大人のように愚痴ることが少ない分、子どものストレスは態度にあらわれます。「甘えん坊になったな」「反抗的だな」と感じたら、疲れているサインかもしれません。そんな時、もしママも久しぶりの仕事でいっぱいいっぱいであったら、子どものSOSサインを見過ごすことにもなりかねません。

毎年4月になると、保育園や幼稚園の近くでは、ママと離れたくない、園に行きたくない、と大泣きする子の姿が見られます。子どもが大きくなった今となっては、かわいく懐かしい光景ですが、渦中のママにとっては大問題です。

登園をいやがる我が子を宥め、励ましながらご飯を食べさせ、着替えさえ、玄関を出るだけでも大仕事。泣きわめき、しがみつく我が子の手を引いて登園し、先生に引き渡すには、時間と根気が必要です。先生と相談し、子どもが慣れるまで一緒に園で過ごしたママもいました。

元気に登園・登校できたとしても、4月はまだまだ「慣らし」の期間。やっと行ったと思ったら、1~2時間で帰ってくるなんて日もざらにあります。

臨機応変に対応できるよう、子どもが新しい環境に慣れてからの勤務をおすすめします。

専業主婦から仕事を始める時の働き方

小学校低学年までは、子どもが帰ってくるまでの短時間、扶養範囲内で働くママが多いです。いきなりフルタイムで働くより、親にとっても子どもにとっても、抵抗感が少なくておすすめです。

短時間勤務が可能な職場とは、どういったところでしょうか?わたしのママ友たちの職場と働き方をご紹介します。

時短勤務しやすい職場

近所の飲食店でランチタイム要員

近所のコンビニやドラッグストアで品出し・接客

限られた時間の中で働くには、通勤時間は短いに越したことはありません。もし子どもが体調不良で早退なんてことになっても、すぐに帰れて安心です。仕事仲間もママが多く、学校行事があるときはシフトを交代しあったり、気兼ねなく働ける環境であることが多いようです。わたしの周りのママ友の多くは、近所の飲食店やコンビニ、ドラッグストアなどで働いていました。

扶養枠内でパート事務

銀行や保険会社の募集で多いのが、扶養枠内のパート事務です。平日週3~4日、15時半頃までの勤務となります。子どもの帰宅には間に合いませんが、子どもが1人で家にいるのは短時間で済みます。扶養枠を超えないように、会社側が勤務時間の調整もしっかりしてくれることが多く安心です。

派遣で期間限定の仕事

ママ友のなかでは少数派でしたが、わたしは派遣会社に登録し、短期の事務の仕事に絞って働いていました。

派遣会社に登録すると、短期の仕事が多くあります。わたしは子どもの夏休み・冬休みなどは家にいたかったので、学校の長期休みとかぶらないように、期間を選んで応募しました。

短期の仕事は複数人で募集していることが多く、希望の仕事に就きやすいうえに、仲間もいて楽しく働けます。ただし、就業期間内の休暇は認められないことがほとんどです。

うちの子どもたちは、放課後保育や学童には行きたがらなかったのですが、短期間であればOKしてくれました。わたしが仕事をしている期間と、専業主婦の期間の両方を、子どももわたしも楽しむことができました。

まずは派遣会社に登録してみましょう。コーディネーターが可能な限り条件に沿った求人を紹介してくれます。登録者だけに公開される求人や、仕事の詳細を教えてもらえることもありますよ。

まとめ

わたしは数年ぶりに働くことに、たくさんの不安を持っていました。新しい技術や知識についていけるのか、家事との両立ができるのか、学校行事に参加できるのか、希望の職種につけるのか、心配ごとをあげたらきりがありません。

でも思い切って派遣会社に登録し、短期間の仕事を重ねていくうちに、家事と仕事との両立に慣れ、仕事への自信も取り戻すことができました。そして子どもの成長も相まって、フルタイムで働く決心ができました。

親ががんばる姿は、子どもにもいい影響があるはずです。

うちの子は引っ込み思案なところがあります。わたしはあえて「初日は緊張するな~」「こんなミスしちゃった」「苦手な仕事が、だんだんできるようになってきた!」など、子どもに仕事の話もしています。そこで子どもが「大人も緊張するんだな」「失敗してもいいんだな」「やってみようかな」と感じてくれるといいな、と思っています。

子どもの成長や環境の変化に合わせて、働き方を変えていくことは可能です。

子どもに手がかからなくなると、職場は変えずに勤務日数や時間を増やしたり、職場を変えてフルタイム勤務を始める人はたくさんいます。仕事は扶養内におさめたり、専業主婦にもどったりして、子どもの習い事や受験のサポートに尽力する人もいます。

ぜひあなたにも、自分や家族に合った働き方を見つけてほしいと思います。

忙しいサラリーマンや主婦でも合格者を多数輩出

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