２０２０東京オリンピックまであと半年！
国立競技場のオープニングイベントが記憶に新しいところです。
他の競技会場や選手村の建設は順調に進んでいるのでしょうか？
世界中のアスリートが滞在する選手村の様子を見に行ってきました！
２０２０東京オリンピック選手村はこうなる！
選手村は東京都中央区晴海に建設中です。
選手村はオリンピックの開会式１０日前の７月１４日に開村し、パラリンピックの閉会式３日後の９月９日に閉村します。
オリンピックでは約１万８千人、パラリンピックでは約８千人の選手や役員が滞在します。
宿泊棟は４街区からなります。部屋は藍色を基調に装飾され、一部屋あたりのベッド数は最大二つ。ベッドフレームは環境に配慮し、ダンボール素材でつくられています。
寝具以外はすべてレンタルで、大会が終わったら業者が回収、再利用するそうです。
大会が終わると選手村の宿泊棟は改修されます。そして新たに５０階の高層棟が２棟建設され、５６００戸の分譲・賃貸マンションとなります。
さらに小中学校やスーパーなどの商業施設もでき、１２０００人規模の街に生まれかわります。その街の名は「HARUMI FLAG」。
分譲マンションの間取りは２LDKから４LDKで、お値段は５０００万円台から１億円を超える部屋まで。
中央区のマンションとしては、かなりのお値打ち価格といえるでしょう。
入居は２０２３年３月ごろから。タワー棟は２０２４年になる模様です。
２０２０東京オリンピック選手村の現在の様子｜2020年2月現在
宿泊棟の外観はできあがっている様子。予定どおりであれば、２０１９年末までに建設を終え、２０２０年１月から家具などの備品搬入をしているはず。中はどうなっているのかな？
外観は本当に普通のマンション。数棟ごとにデザインも敷地面積も異なります。
中に入ることはできませんが、場所によってはすぐ目のまえの歩道を歩けます。
ライフラインが地中に埋設されていて、電柱がないのでスッキリとした街並み。
しつこいようだけど、本当に普通のマンションにしか見えません。
世界中のアスリートがここに数日間滞在し、戦い、交流するなんて、とても想像できない…。
晴海客船ターミナルは国内外の豪華客船が接岸する海の玄関口。
展望室からはレインボーブリッジが一望できます。
夜はライトアップがとってもきれい。トリップアドバイザーの人気デートスポットランキングでトップ２０に入りました。
晴海ふ頭公園と晴海緑道公園は工事のため閉鎖中。建物の外観以外は、まだまだこれからのようですね。
周辺の様子
豊洲市場
選手村から豊洲大橋を渡ると、そこは豊洲市場。大きなコンクリートの建物は、場内の活気を外にもらしません。
市場見学は午前５時から午後５時まで、場内飲食店は午後２時頃までの営業です。入り口がわかりにくく、休みも不定期なので、あらかじめ「豊洲市場ぐるめ」のホームページをチェックしてから行きましょう。
豊洲市場のまわりは「豊洲ぐるり公園」。晴れた日には家族連れや釣り人たちが、ゆったりと過ごしています。
有明体操競技場
豊洲市場から有明北橋を渡ると、左手に有明体操競技場があります。
オリンピックでは体操・新体操・トランポリン、パラリンピックではボッチャが行われます。収容人数は約１２,０００人。
新交通ゆりかもめの「有明テニスの森駅」の目のまえです。
ゆりかもめは無人自動運転。先頭車両の１番前の座席に座ると、目のまえに広がる臨海の景色とともに、運転手の気分も味わえます。子どもはもちろん、大人にも人気です。
有明アーバンスポーツパーク
自転車競技のBMXレーシング、BMXフリースタイルの他、スケートボードも実施される会場。ビルの手前にコースの坂や隆起が見えますが、まだまだ完成には程遠い様子。
女子のスケートボード世界トップ１０に、日本人が４人もランクインしているのはご存じですか？そしてオリンピックの日本代表枠は３人。とってもハイレベルな出場枠争奪戦が、オリンピック直前までまだまだ続きます。要チェックですよ～！
まとめ
２０２０東京オリンピック開催まであと半年。準備は着々と進められています。
完成までの様子を見られるのは今だけ！ぜひ足を運んでみましょう。
休日ならのんびりと、平日なら建設現場の緊張感を体感できます。
おとなりの豊洲市場では海鮮丼やお寿司、月島ではもんじゃを食べれます。少し足をのばして、お台場で遊ぶのも楽しいですよ。
そして東京オリンピックの盛り上がりと、その後にできる新しい街に思いを馳せてみましょう！
2020東京オリンピック の開催まで、あと約４ケ月！ ところがコロナウイルスの影響で、延期の可能性が高まってきています。 オリンピック選手村や競技場は今、どのような状態なのでしょうか？ ２月に引き続き、様子を見てきまし[…]
2020年7月に開催予定だった東京オリンピックは、コロナウィルスの世界的大流行により延期となってしまいました。 外出自粛・緊急事態宣言を経てようやく落ち着きを取り戻しつつある今日この頃。 「そういえば、オリンピックの準備はどう[…]
