令和の天皇誕生日はいつ?
12月のカレンダーを見てビックリ!!
「12月23日って、祝日じゃなくなっちゃったの?!」
そうなんです。
2019年から、12月23日は平日となりました。
そして2020年から、2月23日が天皇誕生日の祝日となります。
………お気付きですか?
2019年は天皇誕生日がなかったんです!
なんとなく損した気分になりそうです。
その代わりという訳ではありませんが、2019年には、いつもはない祝日が2日ありました。
「5月1日 天皇の即位の日」と「10月22日 即位礼正殿の儀の行われる日」です。
まだ記憶に新しいですね。
特に10月22日の即位祝賀パレードの様子は、みなさんの記憶にも焼き付いているのではないでしょうか?
こうした歴史的な行事の際は、なにをしていたか公言できるような過ごし方をしたほうが良いですよ。なぜなら………あとでお話しますね。
祝日と祭日の違いとは
よくきく「祝日」と「祭日」。この違い、ご存じですか?
戦前は皇室祭祀令に「祭日」という規定がありました。
「祭日」とは、「皇室を中心とする神道のお祭りの日」であり、皇室で儀式や祭典が行われる日のことです。祭日以外の国家の休日は「祝日」とされ、祝日と祭日の総称を「祝祭日」といいました。
昭和22年に皇室祭祀令が廃止されると、「祭日」は暦の上からなくなりました。
昭和23年に「国民の祝日に関する法律」が制定され、「祭日」は「祝日」もしくは「国民の祝日」となりました。
よって、「祭日」「祝祭日」は皇室祭祀令のなごりであり、俗称であるといえます。
<もと祭日>
- 1月1日 お正月
- 2月11日 建国記念の日
- 3月20日から21日頃のいずれか1日 春分の日 (春季皇霊祭)
- 4月29日 昭和の日(昭和天皇の誕生日)
- 9月22日から23日頃のいずれか1日 秋分の日(秋季皇霊祭)
- 11月3日 文化の日(明治天皇の誕生日)
- 11月23日 勤労感謝の日(新嘗祭)
<もと祭日以外の祝日>
- 1月の第二月曜日 成人の日
- 5月3日 憲法記念日
- 5月4日 みどりの日
- 5月5日 こどもの日
- 7月の第三月曜日 海の日
- 8月11日 山の日
- 9月の第三月曜日 敬老の日
- 10月の第二月曜日 体育の日
- 11月3日 文化の日
こう見ると、いつか「平成天皇の日」という祝日ができそうな気がしませんか?
その他のお休み
「振替休日」は、祝日が日曜日にあたった場合に、その日以後、祝日以外で最も近い日を休日とするもの。
「国民の休日」は、前日と翌日が休日に挟まれた日で、その日が祝日にあたらない日を休日とするもの。
「休日」とは、日曜日を含めた、暦の上でのお休みの日すべてのことです。
まとめ|歴史的記念日の過ごし方
即位の令に関連して、1993年の皇太子さま・雅子さまご成婚パレードの映像が何度も放映されました。
当時のことを思い出し、 職場の同僚や友人と「あのとき、何してた?」なんて話になることも。
わたしは、当時の彼氏の家でゴロゴロしながら、テレビでご成婚パレードを見ていました。
友人になら笑って話せますが、家族のまえ、特に息子たちにはちょっと話しづらいです(*´з`)
実際、「え~っ……なにしてたかなぁ~……」と、とぼけました( 一一)
なので、即位祝賀パレードの際は、人に堂々と言えることをしていよう!と心に決めていました。
例えば、家族みんなでコーヒーでも飲みながら、和気あいあいと過ごせたら。
そして当日、夫は別の部屋でPS4、息子の1人は友だちと映画。風邪でぐったりしているもう1人の息子と二人、リビングのテレビでパレードを見ていました。
理想とはちょっと違うけど、なかなか平和で良い思い出ができました。
何年後かに即位祝賀パレードの映像が流れたら、「あのとき一緒に家にいたねぇ」と話すことでしょう。
歴史的な記念日には、誰にでも話せることをして過ごしましょう。
あなたは、なにをしていましたか?