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花の天神様|亀戸天神社の藤まつりは浮世離れの美しさ

学問の神様として有名な亀戸天神社は、藤と梅の名所でもあり「花の天神様」とも呼ばれています。特に藤の花は東京一の名所。池の上の藤棚から、こぼれ落ちるように咲く藤の花は浮世離れした美しさ!また、古いお札やお守りの返納場所もチェックしてきましたよ。

亀戸天神社とは

亀戸天神社は東京都江東区亀戸に鎮座し、菅原道真を御祭神としています。学問の神様として、湯島天神と谷保天満宮と共に「関東三天神」「江戸三大天神」と呼ばれ、合格祈願に訪れる人々で賑わっています。境内は藤と梅の名所でもあり「花の天神様」としても愛されています。

  • 梅まつり 2月上旬~3月上旬 花の見頃は2月中旬頃
  • 藤まつり 4月下旬~5月上旬 花の見頃は4月下旬頃
  • 菊まつり 10月下旬~11月下旬 花の見頃は11月上旬頃

亀戸天神社の始まりは1661年、菅原道真の末裔であり九州の太宰府天満宮の神官であった菅原大鳥居信祐が、天神信仰を広めるために、この地に元々あった天神の小さな祠に天神像を奉祀したとされています。

亀戸天神社は地形を初め社殿・楼門・回廊・心字池・太鼓橋などが九州の太宰府天満宮に倣い造営されています。静かな池と朱色の太鼓橋、回廊の上に広がる藤棚、参道脇の梅の木など、優美な光景は幻想的でさえあります。一年中いつ訪れても、きっと風情を感じられることでしょう。

亀戸天神社の藤まつり

亀戸天神社は東京一の藤の名所。4月下旬になると、15棚50株以上の藤が紫色の花を付けます。アクセスはJR・東京メトロの錦糸町駅またはJR・東武鉄道の亀戸駅から徒歩約12分です。

大きくて立派な鳥居です。少しだけ露店が出ています。

池の上に張り巡らされた回廊、そして藤棚。とても風情があります。時々、カエルの鳴き声が聞こえてきました。わたしは見なかったのですが、カメも住んでいるそうです。

太鼓橋を上ると、目線が藤棚と同じ高さに。

太鼓橋のてっぺんからの眺め。スカイツリーが近いです。

朝8時でこれくらいの人出。このあと、どんどん人が増えてきました。がんばって早起きして正解でした。

まさに見頃!藤の花が、棚からこぼれ落ちそうなほどです。

真下から見上げると迫力がありますね!

1つ1つの花は2cmくらい。藤は日本原産のマメ科のつる植物です。

藤はつる植物ですが、朝顔などと違い、生長すると幹は太くなって木質化します。この藤の木は何歳ぐらいなのかな?

藤の花は少しの風にも、さわさわと揺らぎます。甘い香りがふんわりと風にのって届きました。

きれい~°˖✧°˖✧°

つつじも少し咲いていました。

亀戸天神社にお詣り

神社境内には24時間入れます。お札・お守りは午前8時から午後6時まで、社務所で購入できます。

美しい絵馬に、息子の進級を願ってきました。

亀戸天神社の古いお札やお守りの返納方法

「古札納所」は、本殿の目の前の太鼓橋の脇にあります。とてもわかりやすいです。受験に合格したら、藤まつりの時期に御礼参りに行くのもいいですね。

まとめ

亀戸天神社の境内は池と朱色の太鼓橋、回廊、藤棚がとても優美で風情があります。藤棚からこぼれ落ちるように咲く藤の花は、なんとも浮世離れした美しさ。小一時間ほどの滞在でしたが、異国が舞台のテーマパークで1日過ごしてきたような旅気分を味わえました。徒歩5分ほどの場所に、スポーツの神様として有名な亀戸香取神社もあります。ぜひ併せて訪れてみてくださいね。

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